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公開からわずか翌日、Ali SecurityはiOS 12.0のアンテザード脱獄を動画で披露しました。開発者がWeiboに投稿した動画には、iOS 12.0を搭載したiPhone Xのホーム画面にPandoraとCydiaのアイコンが表示されている様子が映っています。

動画では、開発者がiPhone XがiOS 12.0を実行していることを確認した後、Pandoraアプリを使ってデバイスの脱獄を進めています。脱獄アプリを起動し、「Exploit」ボタンをタップします。処理が完了するとホーム画面に戻り、Cydiaのアイコンが表示されます。

次に彼はiPhoneを再起動し、これが実際にiOS 12の「アンテザード」ジェイルブレイクであることを実証しました。再起動が完了すると、iPhone Xにジェイルブレイクされた状態を確認するポップアップが表示されます。

ここで注目すべき重要な点は、開発者がCydiaを起動しなかったことです。Cydiaは脱獄プロセスの一環としてインストールされていたにもかかわらずです。おそらくiOS 12ではまだ動作せず、起動時にクラッシュする可能性があるため、起動しなかったのでしょう。それでも、その様子を動画で見ることができたら面白かったでしょう。

iOS 12の脱獄アプリのリリースに興奮しすぎる前に、この脱獄アプリは中国の小売大手アリババ傘下のアリセキュリティによるものだということを忘れないでください。アリババはPandoraの脱獄アプリを一般公開する予定はなく、研究目的のみで開発されています。

これはAli Securityによる概念実証に過ぎませんが、他の開発者の方々がこの動画からインスピレーションを得て、iOS 12の脱獄アプリの公開に向けて取り組んでくれることを心から願っています。iOS 12の脱獄に関するニュースが届き次第、続報をお伝えします。