Buipe

Appleの競合企業はほぼ全て、スマートウォッチ市場に参入しようと試み（そして失敗し）ましたが、Apple Watchの圧倒的な地位に近づくことすらできませんでした。Appleの主要競合企業がスマートウォッチ市場から姿を消しています。お分かりでしょうが、Microsoftのことです。Microsoftは、Appleの製品に匹敵する強力なウェアラブルデバイスをリリースできませんでした。

今では、マイクロソフト側の試行不足が原因ではなかったことが明らかになっています。同社は「Xbox Watch」と呼ばれる製品を社内でテストし、プロトタイプを作成した上で、発売計画を撤回していたのです。Xbox Watchのプロトタイプは、Apple Watchが発売される2年前の2013年に作成されました。リークされたプロトタイプの写真から判断すると、マイクロソフトはWindows PhoneやWindowsコンピューターのユーザーではなく、Xboxを所有するゲーマーをターゲットにしようとしていたと考えられます。

写真に写っているプロトタイプは開発初期の段階のもので、最終的なデザインを示唆するものではないことは明らかです。TheVergeによると、MicrosoftのXboxアクセサリとKinectセンサーチームが開発に携わったとのことです。1.5インチディスプレイ、取り外し可能なバンド、心拍数トラッキング機能、GPS位置情報、ワークアウトアプリを搭載していました。Xbox Watchのユーザーインターフェースは、2013年のゲームコンソールに搭載されていたタイルベースのXboxユーザーインターフェースに遡ります。

Xbox WatchがApple Watchを抜いて市場トップの座を獲得できた可能性は低いでしょうが、Xbox本体のアクセサリとして登場することで、Xboxの普及に弾みがついたのではないかと思わずにはいられません。私自身Xboxユーザーなので、Xbox Watchが完成品だったら購入を検討したでしょう。皆さんはどう思いますか？ぜひ下のコメント欄でご意見をお聞かせください。