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AppleがついにmacOS向けのスタンドアロンミュージックアプリをリリースするという報道があります。このアプリにより、ユーザーはiTunesを使わずに自分の音楽ライブラリを聴いたり、Apple Musicをストリーミングしたりできるようになります。これまでAppleは、Marzipanで他のiPadアプリをデスクトップに移植するのと同じように、iPadのミュージックアプリをMacに移植するだけではないかと思われていました。しかし、9to5Macの 報道によると、AppleはiPadアプリをmacOSに移植するのではなく、iTunesをベースにした全く新しいMac向けスタンドアロンミュージックアプリを開発中とのことです。

AppleはMac向けに全く新しいミュージックアプリを開発することで、スマートプレイリスト、iOSデバイスとiPodの同期、高度なライブラリ管理、ディスクの読み込みと書き込みなど、iTunesに搭載されている多くの機能を搭載する予定です。これらの機能はiOSのミュージックアプリでは利用できません。

Appleは、独立したミュージックアプリのリリースにより、iTunesから様々なメディアサービスを切り離し、それぞれに独立したアプリをリリースするというプロセスを完了させます。macOS 10.15では、ユーザーはiTunesに全てを依存するのではなく、オーディオブック、ポッドキャスト、映画、テレビ番組など、様々なメディア関連サービスを独自のアプリで利用できるようになります。

さらに、この報道によると、AppleはiTunesの現在のバージョンをダウンロード可能な状態に維持し、ユーザーがスタンドアロンアプリにはない機能にアクセスできるようにし、iOS App Storeへのアクセス、iPhoneへの着信音の同期、iOSデバイス用のオフラインiTunesバックアップの作成などの機能を活用できるようにするとのことだ。(画像クレジット)