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数年前から、「iPad Pro」と呼ばれるタブレット端末の発売の可能性に関する噂が耳にしてきました。噂は有力で、信頼できる情報源からのものだったにもかかわらず、この端末を待ち望んでいた人々は失望に暮れていました。しかし、iOS 9ベータ版で発見されたコードには、Appleが大型iPadの開発に取り組んでおり、今年後半にようやく発売される可能性を示唆する要素が含まれているため、今年中に状況が一変するかもしれません。未発表製品に関する手がかりを探るためにiOS 9のコードを精査していた開発者たちは、今回のソフトウェアアップデートで改良されたキーボードが搭載されることを発見しました。この標準キーボードは、現行のiPadモデルよりもはるかに大きな画面に合わせてキーを調整できます。

そして今、開発者のスティーブ・トラウトン・スミス氏とヒラク・ワン氏は、iPad Proの解像度について、彼らの予想を明らかにしました。彼らによると、このデバイスの解像度は2732×2048ピクセル（1インチあたり263ピクセル）で、画面サイズは12.9インチになるとのこと。9.7インチiPadの解像度2048×1536と比べると、かなり大きいように見えます。これほどの高解像度であれば、iPadの新機能である分割画面機能がはるかに便利になり、ユーザーは実質的に2つのフルサイズアプリケーションを並べて実行できるようになります。

キーボードのサイズから、「iPad Pro」は1366×1024（おそらく2倍）だと分かります。pic.twitter.com/VYlkXiWHVa

— ヒラク (@hirakujira) 2015年6月15日

Appleが今年後半にiPad Proをリリースすることになった場合、iPad Air 2よりも大幅に高い価格になると予想されます。このデバイスは、現在のiPadよりもはるかに高い処理能力を備えながら、企業や教育機関向けに販売される予定です。[9to5Mac]