Buipe

デザインを重視するiPhoneユーザーのほとんどは、iOSには多くのデザイン上の欠陥があることに同意するでしょう。巨大な音量HUDからUIの不快な不規則性まで、Appleが改善すべき点は数多くあります。特に、長年ユーザーを悩ませてきた醜いUI要素が1つあります。まだお気づきでない方のために説明しますと、ステータスバーの上に表示される、高さがステータスバーの2倍以上もある巨大なパーソナルホットスポットバーのことです。

Appleは、iPhone Xなどのデバイスで発生していた、画面録画時に時刻の周囲に青い背景、または赤い背景が表示される「醜いバー」の問題を解決しました。Appleのデザインチームは、X以外のiPhoneモデルでも画面録画に関するこの問題を修正しました。iOSは、ステータスバーの境界を超える太い赤いバーを表示する代わりに、ステータスバーのみを赤く表示します。

こうした変更にもかかわらず、パーソナルホットスポット機能には依然として問題が残っています。iPhone Xを除くすべてのiPhoneでは、幅広で見苦しい青いバーが表示されます。青いバーは見た目が悪いだけでなく、多くのアプリ、特にApple Watchアプリのような標準アプリは、このバーが表示されている状態では正常に動作しないため、ユーザーエクスペリエンスにも悪影響を及ぼします。

解決策は？この記事の冒頭で述べたように、Appleは画面録画に関して既にこの問題を解決しており、iOSでは現在のステータスバーを赤くするだけです。Appleはパーソナルホットスポットの青いインジケーターにも同じ解決策を適用し、ステータスバーのサイズに制限することができます。

あるいは、Appleはパーソナルホットスポットと画面録画機能の両方にiPhone X風の青と赤の時刻表示背景を追加することで、ユーザーエクスペリエンスを真に向上させることもできるでしょう。これはiOSのデザインを向上させるだけでなく、すべてのiPhoneに統一されたデザインをもたらすでしょう。

iOS 12は現在開発者向けおよびパブリックベータ版で、秋に一般公開される予定です。このソフトウェアアップデートはパフォーマンスの向上と既存の問題の解決に重点を置いているため、Appleがパーソナルホットスポットソリューションをアップデートに組み込んでくれることを期待しています。