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Appleは登録開発者向けにiOS 10ベータ8を配布し、ソフトウェアアップデートのダウンロードを開始しました。Appleのベータソフトウェアプログラムに登録しているユーザー向けに、iOS 10パブリックベータ7もリリースされました。iOS 10ベータの両バージョンは、すべてのiOSデバイスモデルで利用可能です。以前のベータ版と同様に、これらのリリースではiOSに新機能は追加されず、バグ修正とパフォーマンスの向上に重点が置かれています。

昨日、Appleは重要なセキュリティ修正を含むiOS 9.3.5アップデートをリリースし、皆様を驚かせました。今回のリリースでは、パブリックベータ版と開発者向けベータ版にも同じセキュリティ修正が適用されている可能性が高いです。この脆弱性はiOS 7の時代から存在していたことが確認されているため、iOS 10にも同じ脆弱性が存在していたと推測するのは妥当でしょう。iOS 10のパブリックベータテスターまたは開発者の方は、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」から、デバイスに新しいアップデートをインストールできます。

iOS 10ベータ版と同時にtvOS 10ベータ7がリリースされました。このtvOS 10ベータ版もパフォーマンスとバグ修正に重点が置かれているため、新機能は追加されていません。tvOS 10はApple TVにとってメジャーリリースであり、ダークモード、HomeKit対応、アプリのシングルサインオン、ミュージックアプリとApple Musicインターフェースのアップデートなど、多数の機能が追加されています。既にtvOS 10ベータ版をご利用の場合は、Apple TVのソフトウェア・アップデート・セクションを開くだけでアップデートできます。