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Appleは本日、18年間のサービス提供を経て、Mac版iTunesをついに廃止し、ミュージック、ポッドキャスト、TV用のスタンドアロンアプリを導入するという重大発表を行いました。また、macOS CatalinaではiTunesが利用できなくなるため、ユーザーはmacOS Finderの新しいセクションを使ってiOSデバイスとMacを同期できるようになることも発表されました。

Macユーザーはこの発表を歓迎しましたが、Windows版iTunesがどうなるのかと疑問に思う人も多かったでしょう。iTunesはWindowsユーザーにとって必須のアプリです。iOSデバイス、音楽・ビデオライブラリの管理、AppleのiTunes Music、映画、テレビ番組などのサービスへのアクセスを可能にしてくれるからです。

Billboardのテックエディター、ミカ・シングルトン氏がWindows版iTunesの今後について明らかにしたことで、ようやく明確な情報が得られるかもしれません。彼のツイートによると、Windows版iTunesの今後についてAppleから直接確認できたとのことです。シングルトン氏によると、iTunesは現状のままApple上で継続利用が可能とのことで、ユーザーはWindowsマシンでも引き続きiTunesを使い、現在利用可能なすべての機能を利用できるとのことです。

Appleによると、WindowsではiTunesが現状のまま存在し続け、macOS CatalinaではFinderのサイドバーからiTunes Music Storeが利用可能になるという。

— ミカ・シングルトン（@MicahSingleton）2019年6月3日

さらに彼は、Mac版iTunes Music Storeがどうなるかについても明らかにしました。この機能もmacOS 10.14以降はiTunesに依存しており、Appleは新しいmacOS Musicアプリの一部としては発表していません。シングルトン氏によると、iTunes Music StoreはmacOS CatalinaのFinderのサイドバーで利用できるようになるとのことです。しかし、彼が本当に言いたかったのは、Finderではなく新しいミュージックアプリのサイドバーで利用できるようになるということではないかと思われます。後者の方が理にかなっています。ユーザーはすべての音楽を1つのアプリで管理できるようになるからです。

それでもこのツイートは、Apple が Windows 上の iTunes を廃止する予定はなく、macOS Catalina のどこかで iTunes Music Store を提供し続けることを明らかにしています。