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時折、脱獄のハードルを引き上げ、Appleが最初からやるべきだったことを実現する脱獄用改造ツールが登場します。PortraitXIもそうした改造ツールの一つで、iPhone 8、iPhone 7、iPhone 6s、iPhone 6s Plusといったシングルカメラ搭載端末のユーザーが、デバイス上で本格的なポートレートモードの写真を撮影できるようになります。

Appleは、ポートレートモードをデュアルカメラ搭載のiPhoneに限定しています。ただし、iPhone XRはシングルレンズ搭載にもかかわらずポートレートモードの撮影が可能です。PortraitXIを使えば、旧型のシングルレンズ搭載iPhoneでも、標準のカメラアプリ内で同様の機能を利用できます。

ぼかし効果のあるポートレート写真を撮影するだけでなく、Focosなどのサードパーティ製アプリでポートレート写真を編集したり、撮影後にポートレートの明るさを調整したり、macOSの「写真」アプリでポートレート写真に修正を加えたりすることも可能です。この調整機能は、写真を分析して自動補正を行い、最適な結果を得る機能も備えています。

開発者によると、PortraitXIは人物のポートレート写真に最も適しており、シャッターを1回押すだけで素晴らしいポートレート写真が撮れるように設計されています。この調整機能のポートレートモードを使用してペットや様々な物体の写真を撮ることもできますが、結果はそれほど印象的ではありません。

PortraitXIの調整機能はPackixリポジトリから4.99ドルでダウンロードできます。この調整機能はiPhone 6s以降で動作し、動作には少なくとも2GBのRAMとA9チップを搭載したデバイスが必要です。