Buipe

今後のiOS 14.4ソフトウェアアップデートには、iPhoneユーザーが自分のデバイスのカメラがアフターマーケットの非純正部品で修理されたかどうかを知ることができる新しい機能が含まれる予定です。

iOS 14.4開発者ベータ2のコードで、非純正カメラコンポーネントに関する新たな警告が発見されました。コードによると、OSはユーザーにデバイスのカメラコンポーネントが純正品ではないという警告を表示します。MacRumorsによると、警告には「このiPhoneに純正のAppleカメラが搭載されていることを確認できません」と表示されます。

この機能は、設定アプリの「情報」セクションで、iPhone が非純正の iPhone ディスプレイで修理された場合にユーザーに表示される警告に似ています。

非純正ディスプレイの警告と同様に、カメラコンポーネントの警告もユーザーによるデバイスの使用を妨げるものではありません。この警告は、Apple純正部品の重要性と、AppleまたはApple認定修理サービスプロバイダによるデバイスの修理の重要性をユーザーに知っていただくための情報提供のみを目的としています。

Apple は、デバイスに Apple 製以外のバッテリーが搭載されている場合にも同様の警告を表示しますが、この場合、Apple は、バッテリーの最大容量情報をユーザーに表示するように設計された iPhone のバッテリー状態機能を無効にします。

Appleは現在、開発者とiOS 14.4アップデートをテストしており、今後数週間以内に一般公開する予定です。

非純正カメラの警告はすべてのユーザーにメリットをもたらしますが、中古市場やリユース市場でiPhoneを購入するユーザーにとってより有益です。特に、古いモデルのiPhoneを購入するユーザーにとって有益です。これらのモデルは修理されている可能性が高く、非純正部品が使用されている可能性が高いためです。