Buipe

iOS 11.4とmacOS High Sierra 10.13.5で、AppleはついにiCloudメッセージ機能を全ユーザーに公開しました。この機能は昨年のWWDCで発表されましたが、Appleがユーザーに提供開始するまでにはほぼ1年かかりました。利用可能になった今、まず最初にすべきことは、すべてのデバイスでiCloudメッセージ機能を有効にすることです。

この記事では、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスとMacの両方でiCloudメッセージ機能を有効にする方法を段階的に説明します。このチュートリアルを最後まで読んでいただければ、Appleアカウントでこの機能が完全に使えるようになります。まずは、以下の説明を読んで、機能について理解を深めてください。

iCloudのメッセージとそのメリット

iCloud メッセージは、基本的にすべてのメッセージをクラウドに保存する同期機能です。クラウド同期には多くの利点があり、例えば、新しいiPhoneやiPadをセットアップすれば、iTunesやiCloudのバックアップを復元することなく、古いメッセージをすべて新しいデバイスで取得できます。この機能にはもう一つ大きな利点があります。デバイス間ですべてのメッセージが同期されるため、Macでメッセージを削除すると、iPhoneやiPadからも自動的に削除されます。これは以前は不可能でした。

iCloud のメッセージは無料ですか?

はい、そしていいえ。この機能は、他のAppleオンラインサービスと同様に無料でご利用いただけますが、iCloudストレージの容量が不足した場合は料金が発生します。クラウドに保存されるメッセージ（およびメディア添付ファイル）はiCloudアカウントの容量を消費するため、無料の5GBもすぐに使い果たしてしまう可能性があります。プレミアムiCloudストレージにアップグレードする場合、Appleが提供するパッケージには、50GB（月額0.99ドル）、200GB（月額2.99ドル）、2TB（月額9.99ドル）があります。

iCloud のメッセージ機能を有効にする

Appleはデフォルトでこの機能を有効にしていないため、iOSデバイスとMacの両方で手動でスイッチを切り替える必要があります。以下に、iOSとmacOSの両方の手順を記載しています。

iPhoneとiPadでiCloudのメッセージを有効にする

iPhone、iPad、またはiPod touchで以下の手順に従ってください。

1. デバイスが iOS 11.4 以降を実行していることを確認してください。
2. iCloud アカウントで 2 要素認証を有効にします。
3. 設定アプリを開き、自分の名前をタップします。
4. 次に、iCloud をタップし、次の画面でメッセージのトグルをオンにします。

MacでiCloudのメッセージを有効にする

Macで以下の手順に従ってください。iPhoneで機能を有効にしても、Macでは自動的に有効にならないため、以下の手順に従うことが重要です。

1. macOS 10.13.5 以降を実行していることを確認してください。
2. システム環境設定を開き、アカウントに移動します。
3. 次に、「iCloud でメッセージを有効にする」を選択します。

これで完了です。iCloud メッセージの保存機能が有効になりました。すべてのデバイスで動作するはずです。ご質問やご意見がございましたら、下のコメント欄をご利用ください。